青森市議選 社民党公認候補 新人のおぐまひと美 連日ひとり街宣で知名度アップ作戦展開中

 2022年10月30日投開票予定の青森市議会議員選挙は、今回から定数が35から32へ削減となる少数激戦で戦われます。4年前の選挙では、社民党の現職2名が当選したものの、新人で推薦した岡田実穂候補が次点という残念な結果に終わりました。今回は、前回当選の現職が社民党を離党して立憲民主党へ移ったため、社民党県連合は新人の「おぐまひと美」候補を擁立し、なんとしても県都青森市に議員を誕生させるべく選挙闘争を鋭意すすめています。

 おぐまひと美さんは、「安心して暮らせる街をつくりたい」として立候補を決意しました。おぐまさんは、長野県の善光寺のお膝元で育ちました。高校卒業後上京し、生協や印刷会社などで働きながら二人の子どもを育てた女性です。とくに3・11の福島第一原発事故のあと、原発や再処理工場をとめる活動に積極的に参加してきました。2年前に結婚して青森に移り住んでみて、大空の青さと食べ物がおいしいことに感動し、あおもりをもっと暮らしやすい、しあわせを実感できる街にしようと立候補を決意しました。

 立候補にあたって、おぐまひと美さんは7つのことを政策の柱としてかかげ、市民の声を市政に反映させ、市民とともに暮らしやすい青森市をつくろうと訴えています。

 おぐまひと美の7つの目標は、①子どもたちからお年寄りまで、ひとを大切に医療と福祉の充実を目指します、②冬期間の除排雪を丁寧かつ徹底的にやることを通じ、流・融雪溝の拡大等により市民生活をよりよいものにします、③多様性を認め合い、生きづらさの解消をはかり、みんなが生きやすい町にします、④六ケ所村の再処理工場を止め、放射能の不安のない青森の実現に努めます、⑤棟方志功館の存続や文化と歴史を大切にし、教育環境の充実向上を目指します、⑥憲法を暮らしに活かし、平和で豊かな市政の実現を目指します、⑦ホタテや湾内魚介類の振興とともに、リンゴ、カシスなど農林水産業の充実育成につとめ、地元加工産業の育成により雇用の拡大につなげます。

 

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