≪字幕動画&スピーチ全文≫ 伊藤正通(まさみち)衆院選比例区社民党東北ブロック予定候補者 社民党秋田県連合幹事長 2024年6月18日社民党青森県連合前

 

 

街頭演説全文をご覧ください

 

それでは社民党比例区

東北ブロック予定候補者

伊藤正通さんからお話をいただきます。

伊藤さんお願いいたします。

 

青森市民の皆さん。

県民の皆さん。そしてご通行中の皆さん。

さらには家々の皆さん、お騒がせしております。

少々ご辛抱をお願いします。

今、ご紹介に上がりました

答弁する

第50回

衆議院議員選挙

東北比例区に出馬を予定しております

伊藤正通(まさみち)です。

先ほど紹介がございましたけれども

出身、所属は

お隣、秋田県でございます。

 

この

青森の方まで

皆さんに、この機会を借りまして

社民党の政策について、訴え

ご理解をいただきたい

そう考えてお邪魔いたしました。

ただし

社民党の政策と申し上げましても

多岐にわたります。

この後

たびたび、お邪魔することになろうかと

思いますので

今回は最も骨格的な部分

社民党の

政治スローガンについて、皆さんにご紹介し

ご理解を賜ればというふうに考えております。

 

それで、中身に入る前ですけども、やはりですね

まずは青森市民、県民の皆さんに

感謝の意を表しなければなりません。

それは何か。

核燃サイクル政策の転換と

六カ所村の最処理工場の

廃止を求めて、長きにわたる戦いを

粘り強く進めてきた、県民の皆さんへの

敬意でございます。

 

思い起こせば

証拠によればですけれども

1989年4月だったと思います。

六カ所村現地で

初めての、大規模集会が開催された時

私は、秋田市から貸し切りバスに乗り込んで

現地集会に参加し

地域をデモ行進致しました。

あれ以来

35年です。

この35年

この問題はまだ解決しておりませんけれども

解決に向けて、粘り強く取り組んできた

青森市民、県民の皆さんに

この場をお借りして、改めて

御礼と、感謝の意を表したい

そう、考えるものでございます。

 

社民党の、基本政策のひとつは

脱原発でございます。

したがいまして

皆さんから、社民党

この後も、ご指導、ご鞭撻をいただきながら

ともにですね

核燃サイクルの

政策変更、中止、そして

六ケ所再処理工場の閉鎖

これに向けて、頑張っていくことを

お約束したいと思います。

 

それで、本題に戻りますけれども

社民党のスローガン

「暮らしが一番

頑固に平和」でございます。

今日はまず、前段の

暮らしが一番について

述べさせていただきます。

皆さん

暮らしはどうなってますか。

大変な事態に陥っているんじゃないでしょうか。

毎日のように、毎月のように物価が高騰します。

大変な事態です。

この春闘では、いくらか

現役労働者には、賃金引き上げという形で

朗報がもたらされましたけれども、しかし

実質賃金は、なんと25ヶ月

マイナス傾向です。

25ヶ月も、実質賃金が目減りしている。

こういう状態で果たして、私ども

まっとうな暮らし、できるというのでしょうか。

今、この急激な物価上昇の中で

子供の貧困は深刻化し

子ども食堂の運営すらピンチに陥っている

こんな事態にまで、なっております。

年金生活者は、私も含めてですけれども

増えない年金を

どうやって

どうやって乗り越えていくか、というと

節約と、貯金の切り崩ししかございません。

中には、大事に大事に取っておいた

自分の葬式代にすら、とうとう手をつけて

しまったという声も聞かれます。

こんな、生活実態を放置しておいて

果たしていいのでしょうか。

政治が、目をつむっていて、いいのでしょうか。

つむっているというのが現実です。

そこで

社民党が訴えておりますのは

もちろん

非正規雇用の、非正規雇用の改善

といった問題もありますけれども、

まずは

消費税

消費税を3年間ゼロにする。

消費税ゼロをなんとか実現する。

これが、社民党の主張の根幹でございます。

そんなこと言ったって無理でしょうと

誰も、協力はしてくれないでしょうし

実現可能性もほとんどないじゃないですか

というふうに言われます。

しかし皆さん、他にですね

何か方法がございますか。

これはですね、何としてでも実現しなければならない

政策だろうというふうに考えています。

社民党は、どんなに逆風の中にありましても

他の野党にも理解を求め、そして

それを政権にも届かせるために

頑張っていきます。

しかし、もちろん簡単ではありません。

この、6月県議会

全国の6月県議会に、社民党は

社民党は

消費税をゼロにしろと

最低でも食料費の消費税をゼロにしろと

そういう趣旨の

県議会請願を全国で展開いたします。

秋田でも、今日16日

18日、議会事務局に届けました。

このようにして、とにかくやれることを

全国津々浦々からやっていく、そして

有権者にその可能性を認識していただくと

いうことを今、考えているところでございます。

もちろん簡単ではございません。

議会内の運動だけでこれが

果たせるわけはございませんので

この、全国の議会請願運動と合わせて

例えば議会の山場には傍聴行動

そして、議会周辺でのスタンディング

こういう運動を積み重ね、繰り返しですね

世論を盛り上げていきたい。

これを、社会運動として構築したい

そうしなければならないと

いうふうに考えております。

それで、こういう主張をしますと、必ずですね

心配の声が上がります。

そんなこと言ったって、消費税

ゼロにしたら、代わりの財源どうするのと

必ずこういう声が出てまいります。

大丈夫です。市民の皆さん。

ご安心ください。

政府は金がない、金がないと言いますけれども

金はあるんです。

民間に眠っております。

これが、大企業が今までにため込んだ

内部留保金でございます。

この額、なんと511兆円です。

去年の秋の時点で、511兆円でございます。

今、6月ですので、この額は、さらに膨らんで

いるだろうというふうに思っております。

社民党は

財界財源のために、この

大企業がため込んでいる内部留保金に

税金をかける課税をする。

そして当座の

消費税未徴収分を

カバーしていく、そういう主張をしております。

もちろん簡単ではございません。

そんな主張を

掲げて運動したら、政府や財界が

立ちはだかることは、我々の前に立ちはだかることは

当然でございます。

それを突破するためにも、先ほど申し上げたような

これを社会運動として

組み立てていく必要があろうかと思います。

社民党、国会での議席は少なくなりましたが

諦めていては

国民生活の改善は実現しません。

そして諦めたところで、他に道はありません。

なんとかこの道を、社民党、突っ走ります。

よろしくご理解と

ご協力を、いただければと考えております。

 

続きまして、スローガンの

後段の部分でございます。

頑固に平和

これは

バラバラなフレーズのように

見えるかもしれませんけれども

後で触れますけども

これは地続きのスローガンでございます。

暮らしが1番

暮らしが1番ということは

軍拡増税をさせない

軍拡に、生活予算は回させないよと

いう意味合いが、込められております。

 

皆さんご承知のように

中国の脅威をあおり

台湾有事をあおり

とにかく明日にも戦争が起きるよと

言いたいのですね。

私に言わせればデマですね。

これを振りまいて、今

岸田政権は、とにかく

アメリカを訪問するたびにですね

アメリカの武器を爆買いして

この台湾有事に備えるんだと

そういうことで開き直っております。

大変な時代になりました。

確かに

安倍晋三元首相の時代も

大変な政治でございましたけれども

それを、上回るほどの

今の現状がある。

岸田首相は

もともとハト派だと、宏池会ハト派の方だと

いうふうに認識されていたわけですけれども

なんと、首相になるやいなや

己のポスト

確保、維持のためでしょうけれども、そして

アメリカの

アメリカの圧力を

圧力に屈してでしょうけれども

とにかく軍拡路線をひた走っております。

安倍晋三元首相は、確かに大日本帝国の

復活を夢見ておりましたので

彼は彼なりに、素直な政策を掲げました。

ところが岸田さんの場合は違います。

ほぼほぼアメリカの言いなりです。

その背後に

軍需産業があることは間違いございません。

皆さん

昨年は、軍需産業国営法が

強硬成立させられました。

一部野党も賛成してしまいました。

日本の軍需産業を活性化させ

何としてもならない場合は

その企業を、国が面倒を見る、こういう法案です。

戦前に戻るような法案です。

それから

長い長い名前ですけれども

今国会では

経済安保情報保護法

という長い名前の法案が成立してしまいました。

実はこう、この法案はさらに

長い名前でございまして、経済安保の上に

重要という

そういう

単語2字まで、くっついております。

こんな難しい、誰も覚えられないよう

覚えきれないような

法案をそのまま使用するわけにはいきませんので

私ども社民党は

身辺調査法と

労働者の身辺調査をする、身辺調査法だと

いうふうに、簡単に表現しております。

要するに、安全保障に関連する、重要な機密を扱う

そういう研究者や労働者の身辺は

徹底的に調べると。

奥さんはもしかすると外国人じゃないか。

酒癖が悪くてすぐスパイに情報を売り飛ばす

そんな人間ではないか

そんな言葉で調べ上げようという

それを合法とする法案です。

それに加えてですね

今、問題になってますのは

農業

農業有事法と言われています

政府の命令によってですね

食糧の生産を、生産処理を指定する

命令すると。違反するやつは許さないよと

こういうですね、食料の国家統制です。

 

プラスアルファでもうひとつ。

地方措置法でした。

今度は国が地方を統制する、地方自治を

縛りつける、そういう法律も

今提案されております。

大変な時代でもまだまだございます。

目白押しです。

昨年来、「新しい戦前」という言葉が

流布しましたけれども、どうでしょう、皆さん。

このさまざまな有事態勢

有事態勢作りの法律を見ますと、もうすでに

新しい戦前ではなくて、もう

新しい戦争

戦争体制が出来上がっていると

こう言うしかないではございませんか。

ご記憶に

あるかと思います。

自民党の麻生太郎

副総裁は昨年8月

台湾に乗り込んで講演を行いました。

そして彼が言い放った言葉は

戦う覚悟を持てと、いうことです。

どうです皆さん。

どうです。

家々の皆さん、あきれませんか。

戦う覚悟を持て。

これが、日本国憲法の縛りを受ける

国会議員のしゃべる言葉ですか。

口にする言葉ですか。

で、すぐ気づくかと思いますけども

もう80前後の、あの麻生さん、自分では

戦争に、行く気なんかさらさらございません。

危ないとこに行かせるのは自衛隊の若い者だと

そんな感覚なんだと思います。

話がちょっと、横にそれるかもしれませんけども

与謝野晶子さんという

歌人は

日露戦争の際に、出征した弟を

心配して

ああ君、死にたもうことなかれという

歌を発表しました。

大変な批判を受けたようでございますけれども

それで、その歌の中で

与謝野晶子さんはこう言ってます。

「すめらみことは

すめらみことは戦ひに

おほみづからは出でまさね」

実に本質をついた表現です。

要するに

商家に生まれた自分の

末弟は戦争に借り出される。

しかし、明治天皇はびくともしない

戦争に行こうなんてこともない。

この構図です。

 

麻生さんが台湾で

言い放った言葉の陰には

こういう構図があるわけです。

とにかく危ない時代になってしまいました。

 

社民党は

二度と戦争はさせない。

戦争だけはさせない。

これ、戦争こそ

人間の格差を最大限に見せつけるものだ

体感させるものだという確信があるからです。

この後

社民党

大変厳しい時代に入りますけれども頑張ります。

 

ただ

こういう

悪政を重ねてきた

自民党政権ですけれども

今、大変な事態になっております。

祇園精舎の鐘がガンガンなっております。

ついに自民党が滅びかねない

そういうチャンスを迎えました。

なんとか皆さん、

もう

青息吐息

にっちもさっちも前に進めなくなった

この自民党には退場してもらい

政権交代を実現するチャンスが

やってきたというふうに考えております。

なんとかですね

今度の選挙、

自民党には、退場してもらうために

自民党政権には

退場してもらうために

社民党、全力を挙げたい

そういうふうに考えております。

世直しの第一歩です。

新しい日本、安心して暮らせる日本

戦争をしない日本、

暮らしが

暮らしに心配がない日本

そういう新しい日本を作るために

頑張っていきたいと思います。

 

青森の皆さん、市民の皆さん、頑張ります。

社民党頑張ります。

最後までご理解とご支援、よろしくお願いします。

長くなってすみませんでした。

 

伊藤さん、お話

熱い熱い訴え、大変ありがとうございます。

ただいまのお話は

社民党比例区、東北ブロック予定候補者

伊藤正通さんでした。

皆さん、ご清聴ありがとうございました。

これをもちまして

この場での、社民党、街頭演説会を

終わらせていただきます。

ありがとうございました。

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